エクステリア お庭の害虫対策
日常の暮らしの中で、不快感を与える虫や、刺したり皮膚炎などの害を与える虫、衣類を食害する虫などを「生活害虫」と呼び、毒を持っていたり血を吸ったりして直接、人に害を与えるもの、病原体を媒介するものなどを「衛生害虫」と呼びます。
特に夏は窓や玄関といった日常生活で開け閉めする開口部から簡単に虫は侵入します。庭にもいろんな種類の虫が生息していますよね。重症化や命の危険もありえる蚊やマダニには特に注意しておかなければいけません。
今回は、庭の害虫対策についてお伝えします。
虫が好む、湿気が高くて風通しの悪い場所を作らないようにエクステリアから対策を行いましょう。
あい
1.庭に虫が発生するのはどんな場所・環境?
あい
1.湿気のある風通しの悪い場所
湿気が多く風通しの悪い場所を虫は好みます。
庭は外の空間のため、雨が降れば水たまりなどもできたり、裏庭などは風通りが悪く、湿気を感じる場所もあると思います。
例としては、雨水が流れる側溝や、ウッドデッキの下の部分、植え込み等の部分が該当します。水はけが悪く日陰になっている場所が無いか、注意して確認してみましょう。
2.虫の食料となる物がある場所
虫は植物や微生物を食べて生きていますので、当然ですがそれらの食料の近くに生息します。
庭の中では、庭の植栽や花、枯れ葉がたまって腐敗している土壌などに虫が集まりやすいでしょう。植栽では、特に花や実のなるものは虫が寄ってきやすいです。
例、花壇の草花、庭木(特に花や実がなる木)、落ち葉が溜まった土壌
2.害虫対策 虫を発生させないための庭作りとは?
虫が好む環境についてお伝えしましたが、先回のブログにも掲載しましたが、そのような環境にしない方法や虫が嫌う環境についてお伝えします。
1.湿気対策 水はけ・風通し・日当たりの改善
まずは、基本的なことですが庭の手入れをこまめに行うことでしょう。
虫が発生する原因となる枯れ葉の腐葉土や雑草を定期的に取り除きましょう。時間が取れないとつい後回しにしがちな庭の手入れですが、可能な限りこまめに行うようにしたいです。毎日の日課にできると良いですね。
庭木や雑草など植物がうっそうと茂っていたりすると風通し・日当たりが悪くなり日陰が多くなり湿気も高くなります。庭木の剪定など庭のお手入れをこまめに行うようにしましょう。
また、水たまりも虫が発生する原因になりますので、可能な限り発生原因を取り除きましょう。単に地面が凹んでいるようであれば土を足すだけで解消できる場合もあります。バケツを外に置いておくとすぐにボウフラが発生しますので十分に注意してください。庭で蚊が大量発生する危険があります。
2.虫が嫌う植物を植える
虫除けの対策として効果的と言われているのがハーブです。
レモングラス・ローズマリー・ミントなどの匂いが強いハーブ類は防虫効果が高いそうです。置いておくだけで虫対策になるので、非常に便利ですよね。植物として育てられるため、庭の景観にも良く一石二鳥と言えますが、ハーブ類は繁殖力が強いので増えすぎないように管理していきましょうね。
3.防草シートを活用して雑草対策をする
虫の発生を防ぐために雑草などの定期的なお手入れが大切なことをお伝えしましたが、その対策として、防草シートが活用できます。防草シートは、太陽の光が地面に当たらないようにするためのものですので、雑草を生えにくくし、お手入れが面倒な方には便利なエクステリアアイテムになります。生地の薄い防草シートは5㎝は砂利を敷かないと日光が地面に届いてしまいますので、砂利を敷かない場合は、遮光性の有る物を選んでください。
3.まとめ
害虫対策は、基本的なことをこまめに実施することが大切です。
水たまりや雑草など、虫の発生源となりそうな場所を綺麗に片づけたり、虫の嫌う植物を取り入れたりして害虫が近づきにくいお庭を目指しましょう。
でも、そんなにこまめにお手入れができないこともあると思います。
雑草対策には、土間コンクリートや防草シート、除草剤などがありますし、緑を取り入れたい場合は、プランターなど手入れができる範囲で緑を楽しんだり、人工芝などを取り入れたりすることもお勧めです。
利用できるアイテムは利用しながら、できる範囲で害虫対策を取り入れ、安全安心なお庭で快適な夏を迎えましょう。
お庭により、最適は方法は異なってくる場合もあります。お悩みの方は、外構工事会社に一度相談してみることで、最適な対策ができると思います。
外構、エクステリア専門店のBLGardenは経験豊富なスタッフが在籍しております。このようなお悩み解決は得意としております是非当店まで、お気軽にお問い合わせください。