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2022.05.15 ブログ

家族を守るエクステリア~ペットの健康のために~

病気になったペットたちの外科手術に長年携わってきた獣医師に、「ペットたちが病気になってから動物病院に来るのではなく、病気にならない環境をつくることが自分たちの使命ではないか?」という話を聞きました。
動物医療の進化・ペットフードの進化・飼育環境の変化でペットの平均寿命は延びましたが、どれだけ健康で長く生きることができるかが大切になってきました。いわゆる、健康寿命です。
「ペットが健康で長生きできるための庭づくり」は、エクステリア専門の外構工事会社の私たちの使命と思い取り組んでおります。

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1.ペットの寿命延伸

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現在の動物医療においては、MRIなどの検査から内視鏡手術、放射線や抗がん剤治療など、ほぼ人間と同じ医療が提供されています。フィラリア予防薬やワクチンもあたりまえのものとなり、がんをはじめ命に関わる病気に対するさまざまな動物医薬品が実用化されています。
また、ペットフードの進化もめざましく、犬や猫の種類や年齢、体調に応じた療法食や、サプリメントが簡単に入手できるようになりました。
飼育スタイルの変化も大きく、犬と猫を合算した室内飼育率は88%にのぼり、感染症にかかるリスクが大幅に減少しました。

これらが寿命延伸に大きく貢献しています。

2.ペットの高齢化が進むことでの問題

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ペットの高齢化が進むことで問題も出てきています。運動器疾患や、認知症になるなど、ペットにも介護が必要になるケースが増えています。
また、高齢化するのはペットだけでなく、飼い主も同様です。高齢者が高齢のペットの世話に苦労する新たな「老々介護」問題が出てきています。高齢者が感じているペットに関する悩みは、「自分の体力が落ちて、毎日の世話が大変」、「自分の入院が必要だと医師から言われているが、ペットがいるから難しい」、「ペットの介護が必要となったが、どう対応したらいいか分からない」という悩みが多くなっています。そこでペット共生型老人ホームやペット信託など高齢者のニーズに応えるサービスが生まれてきていますが、これらの問題は今後ますます大きな社会問題となってきます。

3.ペットが健康で長生きできるための庭づくり

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人間は筋肉量を増やせば老化を遅らせ、健康寿命をのばせることが明らかになりました。ペットについてはまだ研究中ですが、人間と同じように運動でペットも健康寿命をのばせると考えられています。
最近ではペット専用の運動公園、いわゆるドッグランも各地に作られ、ペットオーナーの人気のスポットになっています。多くは、芝生のグラウンドなどの一部を丈夫なフェンスで囲い、周辺に水飲み場、足洗い場、日よけ、ベンチなどの施設を備えています。

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しかし、ドッグランで発生する事故や問題というリスクもあり、バランスを取りながらの活用も必要です。
そこで今一度考えていただきたいのが、自宅のお庭です。
人とペットとの住まい方は大きく変化してきている環境で、ペットが健康で長生きできるための庭づくりを考えてみませんか?

4.ペットが安心・安全に遊べるお庭~自宅でできるドッグラン~

(1)ペットの脱走防止

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ペットが安心・安全に遊べるお庭として、まず大切なことがペットの脱走防止ですよね。
フェンスやブロック塀が代表されますが、隣地や道路との境界部分は、ペットが乗り越えないような高さで囲わなければいけません。
フェンスやブロック塀の素材選びも、目隠しや、風通しや、日当たりの確保などの敷地に合った要
件を満たせるようにしなければいけません。
植栽で囲う場合や仕切りを設ける場合もありますが、植栽の下を潜って脱走しないような工夫が必要です。
門まわりや車庫まわりの、道路に面した大きな開口部も囲わなければいけません。
門まわりには門扉の設置、車庫まわりにはシャッターやオーバードアのようなゲートの設置が理想ですが、そこまでの設置が難しい場合は、お庭からアプローチや車庫スペースに通じる部分を仕切るプランで対応することもできます。
敷地の条件によってさまざまなプランが考えられますので、お近くのエクステリア専門の外構工事会社のプランナーに相談してみることをお勧めします。

(2)地表面を整える

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地表面を整えることは、ペットに対してとても大切なことです。
ペットの健康のため、走り回れるように地表面を整えなければいけません。
天然芝の緑の絨毯でのペットの放し飼いには夢がありますね。芝生であればクッション性もあり、ペットの股関節にも優しく、安心して遊ばせることができます。
ただ、天然芝の場合、植えた後のメンテナンスが必要です。
コウライ芝の場合、年に7回程度の芝刈りが必要ともいわれます。
そこで目を見張るのが、この数年で一般家庭用の人工芝の品質が飛躍的に向上したことです。
クッション性を持たせたものや、枯芝に見える素材を混ぜて天然芝に見違えるようなもの、芝(パイル)の密度や長さも様々な種類から選ぶことができます。
もちろん紫外線による耐候性も十分に保つことができています。
お庭で使う人工芝選びも、お近くのエクステリア専門の外構工事会社に相談してみることをお勧めします。

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(3)地表面に高低差をつける

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普通、地表面は水平もしくは雨水が溜まらない程度の水勾配を持たせます。
しかし、人工芝や天然芝でクッション性を持たせた地表面をつくることができるのであれば、傾斜で高低差をつけることが、ペットの運動にはより効果を発揮できます。
その高低差でペットの身体に少し負荷をかけることで、筋肉の維持・増進で老化のスピードを遅くすることができます。
トンネルと組み合わせて高低差を持たせたプランは、遊具としての効果もあり人気があります。

人とペットの住まい方の変化において、エクステリア専門の外構工事会社は人とペットが共生できるお庭をプランして造っていくことができます。
ペットが安心・安全に遊べるお庭を中心に記しましたが、もちろん人も快適に過ごすことができなければいけません。

「お庭」という限られたスペースではありますが、敷地の条件や周囲の環境に合わせ、そしてお住いの方のライフスタイルに合わせて、プランは多種多様となります。
「ペットが健康で長生きできるための庭づくり」はエクステリア専門の外構工事会社にご相談してみてください。
プロのプランナーが、あなたとペットのための最適空間をご提案いたします。