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2023.07.02 ブログ

庭木の整枝・剪定方法

皆様こんにちは!BLGardenです。今年の梅雨は降雨量が多く災害も発生している地域もあり被災された方に至りましてはお見舞い申し上げます。

外構工事の中で植樹を行われた方から、アフターでお邪魔しますと、植木の手入れ(剪定方法)について、かなりの頻度で質問を受けます。植木屋さん等を頼まれるのが一番手間いらずで宜しいかとは考えますが、自身で行えたら何よりかと思います。それには道具を所有していなければ買い揃えないといけないですが、剪定ばさみ(100均は絶対NG)と脚立(高さが1.5mから1.8m)くらいあれば大丈夫です。少しでも皆様のDIYにお役に立てればとの思いで下記を参考にしながらチャレンジしてみて下さい

枯れ枝… 見た目が悪いだけでなく、病害虫の発生源となったり、風などで突然折れて

徒長枝… 飛び枝ともいいます。他の枝に比べて、勢いよく飛び出すように長くまっすぐに

立ち枝…横に広がるべきところから、まっすぐに直立して伸びた枝で、樹形を崩します。
胴吹き…幹吹きともいいます。樹の幹から直接伸びた枝で、樹形を崩すと共に、

ヒコバエ…ヤゴともいいます。樹の根元から出る細い枝のことで、樹形を崩すと共に、

懐(ふところ)枝…樹幹に近い懐部分に出る枝で、通風や採光を妨げになります。
逆さ枝…自然な枝の流れと逆方向に伸びた枝で、景観を損ないます。
重なり枝…平行枝ともいいます。複数の枝が同じ方向に平行に伸びたもので、

かんぬき枝…二本の枝が樹幹を挟んで左右対称に伸びたもので、樹形のバランスを崩します
車枝…一箇所から三本以上の枝が放射状に出るもので、樹形を乱します。
絡み枝…枝が交差するような形に伸びたもので、景観を損ないます。
垂れ枝…下がり枝ともいいます。下方に向かって伸びた枝で樹形を乱します。

この他、枝が込みすぎた部分は枝透かしをして、通風と採光を確保しましょう。

図1.太い枝は、図の番号順に切っていく

図2.枝を切る際、1で切ると内芽が伸びて不自然になる。2のように外芽を残すようにしよう

枝の切り方

枝を切る際は、剪定鋏もノコギリもよく切れるもの使いましょう。
切れ味の悪い鋏で切ると切り口がギザギザになり、木にダメージを与えてしまいます。
人間でいうと、複雑骨折より単純骨折の方が治りが早いのと一緒です。
枝を剪定する場合、多くは枝の根元から切り取ります。
ここで注意したいのは、剪定鋏で切れないような太い枝を切るときです。
普通の木材を切るように上から切り落とそうとすると、枝の重みで途中から生木を
裂くような状態で折れてしまうからです。
枝の根元より少し上の部分にまず「受け」と呼ばれる切込みを入れてから、
枝を切り落とします。(図1.参照)
枝を切り落とした後に、あらためて枝の付け根で切り落とします。

太い枝を切った後には、市販の※癒合剤などを塗っておくと良いでしょう。

細い枝を剪定する場合は、芽の位置に注意して切りましょう。
枝には外芽、内芽がありますが、外芽を残すように剪定します。
内芽を残すと、枝は不自然な形に伸びてしまいます。(図2.参照)

また、枝の途中から切り戻す際も、芽の位置に注意して鋏を入れます。
節の間で中途半端に切ると、養分が行き渡らず枝先が枯れることがあります。
鋏は芽の上5~10ミリくらいの位置で、芽の方向に合わせて切りましょう。(図3.参照)

図3.鋏を入れる位置は、芽に近すぎても離れすぎても良くない

このような方法で行って頂けたら大丈夫かと!

少々の切り損じは問題有りませんので、とにかく失敗を恐れずにチャレンジしてみて下さい

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